深層日本論 : ヤマト少数民族という視座
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深層日本論 : ヤマト少数民族という視座
(新潮新書, 813)
新潮社, 2019.5
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シンソウ ニホンロン : ヤマト ショウスウ ミンゾク ト イウ シザ
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Description and Table of Contents
Description
日本人は少数民族、すなわちヤマト少数民族である!そう捉えると様々な謎がとけてくる。なぜ粗末な穀物倉庫が伊勢神宮正殿となったのか。秘される大嘗祭で天皇は何をしているのか。今なお、無文字文化の名残を残す中国少数民族に、在りし日の日本の姿をみた碩学が、古事記、万葉集(和歌)、伊勢神宮、大嘗祭をめぐって、本当の“日本古来”とは何なのかを、遥か古代にまで遡って説く日本論の決定版。
Table of Contents
- 第1章 近代国家日本の二重構造
- 第2章 三つの文明開化があった
- 第3章 ヤマトから大和へ
- 第4章 少数民族という視点
- 第5章 ヤマト少数民族はなぜ国家を形成できたのか
- 第6章 「古事記」—少数民族文学から日本文学へ
- 第7章 「万葉集」—生きている歌垣文化からみる
- 第8章 「伊勢神宮」—なぜ高床の穀物倉庫を神聖化したのか
- 第9章 「大嘗祭」—なぜ稲と“女”が重視されたのか
- 第10章 近代化された表層、アニミズム系文化の基層
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