読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡
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書誌事項
読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡
現代書館, 2019.4
- タイトル別名
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読書と教育 : 戦中派ライブラリアン棚町知彌の軌跡
- タイトル読み
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ドクショ ト キョウイク : センチュウハ ライブラリアン タナマチ トモヤ ノ キセキ
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注記
棚町知彌略年譜: p232-235
参考文献: p236-239
内容説明・目次
内容説明
「強制こそ慈悲の心なり」と先生は言った。思想検事の子に生まれ、皇国少年として自己を形成し、戦後はGHQ検閲官となった先生が見出したのは読書鍛錬術という教育の王道だった。だが、戦無派の教え子たちは戦中派のエリート的知性に猛然と反発する。そこに“洗脳”というアポリア(難題)が存在したからだ。
目次
- 第1部 先生と私(回想・有明高専の日々)
- 第2部 先生とその父(思想検事の子として;皇国青年への自己形成)
- 第3部 先生の戦後(検閲官から国文学徒へ;教員にしてライブラリアン;教養は生活の技術;国文学とデータベース)
- 第4部 先生が遺したもの(最後の仕事—自己史を総括する;精神のランニングパス)
「BOOKデータベース」 より