障害者排除の論理を超えて : 津久井やまゆり園殺傷事件の深層を探る

書誌事項

障害者排除の論理を超えて : 津久井やまゆり園殺傷事件の深層を探る

阿部芳久著

批評社, 2019.3

タイトル読み

ショウガイシャ ハイジョ ノ ロンリ オ コエテ : ツクイ ヤマユリエン サッショウ ジケン ノ シンソウ オ サグル

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注記

参考・引用文献: p246-251

内容説明・目次

内容説明

障害者の殺傷事件や強制不妊手術問題に内在する優生学・優生思想の現在を検証し、新たな障害文化の共有と共生社会の実現可能性を探る一つの試み。

目次

  • 1 障害者の存在を否定する二つの出来事(津久井やまゆり園殺傷事件;障害者の強制不妊手術をめぐる問題)
  • 2 障害者の存在価値を否定する視点及びその問題点(社会・国家に役に立つかどうかという視点;障害者は次の世代に悪い資質を遺伝させるという視点;障害者の存在が本人や周囲の人を不幸にするという視点)
  • 3 障害者の存在が健全で安らかな社会をつくる(「個人の尊重」という理念を定着させるために;生命が存在することそのものに価値があるという視点;人間の価値に線引きはできないという視点;障害児・者から発信される価値;障害者は、健全で安らかな人間社会を存続させるために必要な存在)

「BOOKデータベース」 より

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