書誌事項

海の乙女の惜しみなさ

デニス・ジョンソン著 ; 藤井光訳

(ExLibris)

白水社, 2019.5

タイトル別名

The largesse of the sea maiden

タイトル読み

ウミ ノ オトメ ノ オシミナサ

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 43

この図書・雑誌をさがす

収録内容

  • 海の乙女の惜しみなさ = The largesse of the sea maiden
  • アイダホのスターライト = The starlight on Idaho
  • 首絞めボブ = Strangler Bob
  • 墓に対する勝利 = Triumph over the grave
  • ドッペルゲンガー、ポルターガイスト = Doppelgänger, poltergeist

内容説明・目次

内容説明

広告代理店に長年勤務した初老の男ビル・ウィットマン。彼の人生の瞬間の数々を自虐的ユーモアを交えて語る断章形式の物語。(「海の乙女の惜しみなさ」)。もとはモーテルだったアルコール依存症治療センター“スターライト”。そこに入所中のマーク・キャサンドラが、ありとあらゆる知り合いに宛てて書いた(または脳内で書いた)一連の手紙という体裁の短篇。(「アイダホのスターライト」)。1967年、ささいな罪で刑務所に収監されることになった語り手。そこで無秩序の寸前で保たれる監房の秩序を目の当たりにし、それぞれの受刑者が語る虚構すれすれの体験談を聞く。(「首絞めボブ」)。かつてテキサス大学で創作を教えていた語り手は、あるとき学生たちを連れて老作家ダーシー・ミラーの牧場を訪ねる。その後、作家仲間から彼の安否を気遣う連絡を受け、ふたたび訪問すると、そこには、すでに死んだはずの兄夫婦と暮らしていると錯覚するミラーの姿があった。(「墓に対する勝利」)。詩人である大学教師ケヴィンが、才能豊かな教え子マークのエルヴィス・プレスリーに対する強迫観念を振り返る。マークは、エルヴィスの生涯に関する陰謀説を証明しようとしていた。(「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」)。

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB28258903
  • ISBN
    • 9784560090589
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    235p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
ページトップへ