ニック・ランドと新反動主義 : 現代世界を覆う「ダーク」な思想

書誌事項

ニック・ランドと新反動主義 : 現代世界を覆う「ダーク」な思想

木澤佐登志著

(星海社新書, 153)

星海社 , 講談社 (発売), 2019.5

タイトル別名

ニックランドと新反動主義 : 現代世界を覆うダークな思想

タイトル読み

ニック・ランド ト シン ハンドウ シュギ : ゲンダイ セカイ オ オオウ「ダーク」ナ シソウ

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注記

参考文献: p230-238

内容説明・目次

内容説明

「新反動主義」あるいは「暗黒啓蒙」と呼ばれる、リベラルな価値観に否を突きつける暗く新たな思想潮流は、現代において陰に陽に存在感を示しつつある。本書では、その捉えがたい核心に三人の重要人物から迫っていく—ピーター・ティール、カーティス・ヤーヴィン、そしてニック・ランド。とりわけ哲学者ランドの思想に分け入ることが、本書のさらなる目論見である。ランドと、彼が率いた研究グループCCRUの影響圏は、「加速主義」「思弁的実在論」など近年の思想動向から、多様な領域における文化的プレイヤー、「ヴェイパーウェイヴ」のような文化現象にまで広範に及ぶ。

目次

  • 1 ピーター・ティール(ピーター・ティールとは誰か;ルネ・ジラールへの師事 ほか)
  • 2 暗黒啓蒙(リバタリアニズムとは何か;「自由」と「民主主義」は両立しない ほか)
  • 3 ニック・ランド(啓蒙のパラドックス;ドゥルーズ&ガタリへの傾倒 ほか)
  • 4 加速主義(加速主義とは何か;左派加速主義とマーク・フィッシャー ほか)

「BOOKデータベース」 より

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