裁判員の判断の心理 : 心理学実験から迫る

書誌事項

裁判員の判断の心理 : 心理学実験から迫る

伊東裕司著

(慶應義塾大学三田哲学会叢書)

慶應義塾大学三田哲学会 , 慶應義塾大学出版会 (発売), 2019.5

タイトル読み

サイバンイン ノ ハンダン ノ シンリ : シンリガク ジッケン カラ セマル

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注記

参考文献: p100-104

内容説明・目次

内容説明

裁判員裁判が始まっておよそ一〇年。法律家でない一般人が人間を裁くことの難しさに対して、様々な議論や研究が行われてきた。本書では実験心理学の実証データを用い、感情が判断に及ぼす影響を分析。裁判員裁判の問題点と改善の糸口を探る。

目次

  • 第1章 裁判員裁判における心理的問題(裁判員制度の概要;裁判員制度のQ&A—心理学の視点から;陪審制との比較から見た裁判員制度の問題点;感情が裁判員の有罪無罪判断に及ぼす影響;事実認定判断と量刑判断—手続二分論をめぐる議論;二重過程理論)
  • 第2章 実験的研究1 被害者遺族の意見陳述の影響
  • 第3章 実験的研究2 説示の影響
  • 第4章 実験的研究3 感情の役割と感情制御
  • 終章 統括とこれからの課題

「BOOKデータベース」 より

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