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娯楽する郊外

三浦展著

柏書房, 2019.5

タイトル読み

ゴラク スル コウガイ

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注記

年表: p200-210

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

郊外はかつて娯楽の中心だった。没個性と言われる住宅地には、調べてみるとそれぞれに古くからの産業や文化の歴史があり、そうした無数の小都市が寄せ集まって、東京の大都市圏は成り立っているのだ。これからの郊外に必要なものとは何か?街歩きの達人がひたすら歩いて考えた、まちの個性のつくりかた。

目次

  • 船橋—戦前の高級住宅地・海神と花輪台、沿岸の料亭街
  • 市川—軍隊と芸術で栄えた「東の鎌倉」
  • 稲毛・谷津—ラストエンペラー、デンキブラン、沢村栄治ゆかりの地
  • 鶴見花月園—武士と芸者がつくった東洋一の娯楽の殿堂
  • 八王子—花街を核とした街づくりで復活の機運が盛り上がる
  • 立川—飛行場と米軍基地で栄えた歴史は今も街の遺伝子か?
  • 青梅—映画、多摩川、雪おかな…。散歩の楽しみが揃っている
  • 武蔵小杉—将軍の御殿の代わりにタワーマンションが建つ
  • 柏—競馬場とゴルフ場で“宝塚”をつくりたかった
  • 大宮・浦和—芝居、遊廓、ヌード劇場もあった宿場町
  • 所沢・飯能—歌舞伎座があり、関東一の芸者数を誇った
  • 玉川学園—理想を実現した愉快なる田園校外
  • 東久留米・学園町—自由学園の田園住宅地
  • 保谷—早稲田大学建築学科教授たちの展示場

「BOOKデータベース」 より

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