書誌事項

国家の統計破壊

明石順平著

(インターナショナル新書, 038)

集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2019.6

タイトル読み

コッカ ノ トウケイ ハカイ

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内容説明・目次

内容説明

第二次安倍政権の発足以降、わかっているだけでも53件の統計手法が見直され、そのうち38件がGDPに影響している。賃金や消費などの国家の基幹統計は、国民生活と密接に結びついたものである。厚労省や内閣府などが手法を変更し、かさ上げした数字では連続性がなく、もはや統計の意味をなさない。これは「統計破壊」と呼ぶべき異常事態である。この問題をいち早く追及し国会でも公述した著者が、公的データをもとに統計破壊の実態を暴く。

目次

  • 第1章 「賃金21年ぶりの伸び率」という大ウソ
  • 第2章 隠れた「かさ上げ」
  • 第3章 隠される真の実質賃金伸び率
  • 第4章 「かさ上げ」の真の原因
  • 第5章 誰が数字をいじらせたのか
  • 第6章 「ソノタノミクス」でGDPかさ上げ
  • 第7章 安倍総理の自慢を徹底的に論破する
  • 第8章 どうしてこんなにやりたい放題になるのか

「BOOKデータベース」 より

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