デモクラシーか資本主義か : 危機のなかのヨーロッパ
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デモクラシーか資本主義か : 危機のなかのヨーロッパ
(岩波現代文庫, 学術 ; 406)
岩波書店, 2019.6
- タイトル読み
-
デモクラシー カ シホン シュギ カ : キキ ノ ナカ ノ ヨーロッパ
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注記
著者が2007年から2018年にかけて発表した11編の政治的エッセイやインタビュー。うち7編は岩波書店の雑誌『世界』に訳出されたもの (「編訳者まえがき」による)
内容説明・目次
内容説明
現代ドイツの代表的社会哲学者ユルゲン・ハーバーマスが、二〇〇七年から約十年間にわたり、ギリシアの経済危機やイギリスの欧州連合離脱問題など相次ぐ危機に直面するヨーロッパの状況について、そのつど発表した政治的エッセイやインタビューを集成。独自の批判的社会論の立場から、ヨーロッパの問題点を抉り出し、進むべきトランスナショナルな公共圏への道を示す。各論文・インタビューの冒頭に編訳者・三島憲一氏の解題を付す。新訳四編を含む岩波現代文庫オリジナル版。
目次
- 1(デモクラシーか資本主義か?;民主主義の尊厳を救え!;テクノクラシーに飲み込まれながら;インタビュー 民主主義のための両極化—右翼ポピュリズムを瓦解させるには)
- 2(われわれにはヨーロッパが必要だ—新たな頑迷。共通の未来はどうでもよくなってしまったのか?;歯車の中の砂粒;インタビュー 破綻のあとで)
- 3(行き詰まったヨーロッパ統合—段差をつけた統合に向けて;強いヨーロッパのために—しかし、それはどういう意味だろうか;インタビュー ブレクシットとEUの危機—「危機の際に中道を選ぶのは死を選ぶのと同じ」)
- エピローグ 左翼ヨーロッパ主義者たちよ、どこに行った?
「BOOKデータベース」 より