人物からたどる近代日中関係史
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書誌事項
人物からたどる近代日中関係史
国書刊行会, 2019.6
- タイトル別名
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近代日中関係史 : 人物からたどる
- タイトル読み
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ジンブツ カラ タドル キンダイ ニッチュウ カンケイシ
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注記
その他の編著者: 嵯峨隆, 小山三郎, 栗田尚弥
内容説明・目次
内容説明
アジアの回復と復興を目指した「興亜」思想が問いかけたものとは—東亜同文会会長近衞篤麿、東亜同文書院院長根津一、昭和10年代の首相近衞文麿、作家魯迅、中国国民党を率いた蒋介石、戦後「漢奸」として追及された汪精衛、大正末期の首相加藤高明、台湾農業近代化の先駆者藤根吉春、立命館大学創立者・台湾銀行頭取など多くの顔をもつ中川小十郎、「中国通」外交官石射猪太郎—。さまざまな分野で光芒を放つ人物10名の事績から激動の日中近代史を解き明かし、これからの日中関係を展望する一書。
目次
- 第1部 東亜同文会をめぐって(「興亜」と「文明」のあいだ—近衞篤麿を中心に;根津一の興亜思想について;東亜同文会の経営と近衞文麿)
- 第2部 日本人と中国人の相互認識(魯迅—作家人生のなかの日本;西安事件再考—蒋介石に対する評価と日本の対応;汪精衛を語ること—対中認識の一側面)
- 第3部 日本の政治・経済人の業績(加藤高明とその周辺;台湾近代農業の主導者—藤根吉春について;中川小十郎にとっての「アジア」;日中関係における「中国通」外交官—石射猪太郎をめぐる人々)
「BOOKデータベース」 より