中世在地社会の共有財と寺社

書誌事項

中世在地社会の共有財と寺社

窪田涼子著

(同成社中世史選書, 26)

同成社, 2019.6

タイトル読み

チュウセイ ザイチ シャカイ ノ キョウユウザイ ト ジシャ

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内容説明・目次

内容説明

寄進行為や勧進奉加など、民衆の信仰を通じて寺社に集積される米銭を「在地財」と規定。財の運用主体である寺社が、在地村落の境界を越えて社会関係を取り結ぶ役割に着眼し、宗教と経済、すなわち聖・俗に関わる問題を統一的に捉え直す。

目次

  • 本書の課題と構成
  • 第1部 在地財の形成(村の寄進状;寄進状にみる在地寺院と地域;如法経信仰と在地寺院の収取;如法経信仰と在地財)
  • 第2部 在地財の管理運用システム(在地社会における寺社の出挙;中世村落における宮座と出挙;戦国期在地社会における憑子の機能)
  • 第3部 在地財の社会的機能(寺社造営にみる在地財の機能;中近世移行期における荘鎮守の復興と在地社会;在地社会における地頭支配と寺社)

「BOOKデータベース」 より

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