闘わなければ社会は壊れる : 「対決と創造」の労働・福祉運動論
著者
書誌事項
闘わなければ社会は壊れる : 「対決と創造」の労働・福祉運動論
岩波書店, 2019.6
- タイトル別名
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闘わなければ社会は壊れる : 対決と創造の労働福祉運動論
- タイトル読み
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タタカワナケレバ シャカイ ワ コワレル : 「タイケツ ト ソウゾウ」ノ ロウドウ・フクシ ウンドウロン
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注記
執筆: 藤田孝典, 渡辺寛人, 後藤道夫, 今野晴貴, 木下武男, 宮田惟史, 佐々木隆治
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
日本社会が抱える困難の多くは、福祉・社会保障制度の脆弱さに起因する。だが、どれほどすぐれた福祉・社会保障制度が示されても、それを実現するための方策が示されなければ状況は変わらない。それぞれの現場で闘うことだけが、新しい社会の実現につながっていくのだ。福祉・社会保障制度の現状分析(第一部)、労働運動のあり方の再検討(第二部)、資本主義と福祉国家の関係の理論的な解明(第三部)を通して、その方途を具体的に示す。
目次
- 第1部 福祉運動の実践をどう変革するか?(みんなが幸せになるためのソーシャルアクション—福祉主体の連帯と再編を求めて;ソーシャルビジネスは反貧困運動のオルタナティブか?—新しい反貧困運動構築のための試論;不可能な努力の押しつけと闘う—個人別生活保障の創造へ)
- 第2部 「新しい労働運動」の構想(新しい労働運動が、社会を守り、社会を変える;年功賃金から職種別賃金・最賃制システムへの転換—新しい賃金運動をめざして)
- 第3部 ポスト資本主義の社会運動論(経済成長システムの停滞と転換—ポスト資本主義に向けて;福祉国家論の意義と限界—七〇年代西独「国家導出論争」を手がかりにして)
「BOOKデータベース」 より