「核の忘却」の終わり : 核兵器復権の時代

書誌事項

「核の忘却」の終わり : 核兵器復権の時代

秋山信将, 高橋杉雄編

勁草書房, 2019.6

タイトル別名

核の忘却の終わり : 核兵器復権の時代

タイトル読み

カク ノ ボウキャク ノ オワリ : カク ヘイキ フッケン ノ ジダイ

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内容説明・目次

内容説明

かつてオバマ前米国大統領は「核なき世界」を唱え、専門家の間でも「核の忘却」が語られた。しかし近年、核兵器は復権しつつある。しかも冷戦時代とは違い、地域や相手によって異なる認識枠組みが必要だ。本書は練達の安全保障研究者が核戦略・核抑止の論理をさまざまに検証し、最後に日本に突き付けられた課題を明らかにする。核兵器を「絶対悪」と見なす者も、核兵器の役割を評価する者も、どちらも避けては通れない第一級の議論。

目次

  • 序章 「核の復権」の現実
  • 第1章 米国—核抑止戦略の再構築
  • 第2章 ロシア—ロシア版「エスカレーション抑止」戦略をめぐって
  • 第3章 中国—「最小限抑止」から「確証報復」への転換
  • 第4章 NATO—「核の忘却」の終焉?
  • 第5章 インド・パキスタン—「抑止のための兵器」の20年
  • 第6章 核管理とサイバーセキュリティ
  • 第7章 「秩序の兵器」としての核と分裂する世界
  • 終章 日本—世界で最も厳しい安全保障環境下での核抑止

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2851251X
  • ISBN
    • 9784326302802
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 252p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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