中国をつくった12人の悪党たち
著者
書誌事項
中国をつくった12人の悪党たち
(PHP新書, 1192)
PHP研究所, 2019.7
- タイトル別名
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謀略家たちの中国
中国をつくった12人の悪党たち
- タイトル読み
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チュウゴク オ ツクッタ 12ニン ノ アクトウタチ
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注記
「謀略家たちの中国」(2009年刊)の改題,加筆修正
内容説明・目次
内容説明
この国の人民は呪われているのか—。西洋が「罪の文化」、日本が「恥の文化」ならば、中国は「欲の文化」だ。中国史を創出してきた最大の原動力は、欲と権力だった。四千年前から天下国家と万民は「権力の僕」であり、この国の民たちは、権力闘争の犠牲となる運命から一度も逃れることができない。21世紀になった現在も始皇帝の負の遺産が受け継がれ、毛沢東の幽霊が漂う。悪をめぐる構造は依然、生き延びているのだ。蘇秦から毛沢東、周恩来まで、中国史を形づくる悪党12人を取り上げ、「英雄」の正体と陰謀の数々を解き明かす。
目次
- 第1章 蘇秦—中国流外交術の原点をなす稀代の策士
- 第2章 李斯と趙高—利口な愚か者たち
- 第3章 劉邦と項羽—無頼漢と貴族的英雄の対決
- 第4章 王莽—漢帝国を乗っ取った史上最大の偽善家
- 第5章 曹操と孔明—陽気な現実主義者と陰気な精神主義者
- 第6章 則天武后—男たちの権力秩序を覆した天下の「悪女」
- 第7章 袁世凱—私利私欲のみに動く「裏切り専門男」
- 第8章 毛沢東と周恩来—中国史上最大の暴君とその忠実な僕
- むすびに代えて
「BOOKデータベース」 より