虚像のアテネ : ベルリン、東京、ソウルの記憶と空間

Author(s)

    • 全, 鎭晟 전, 진성
    • 佐藤, 静香 サトウ, シズカ

Bibliographic Information

虚像のアテネ : ベルリン、東京、ソウルの記憶と空間

全鎭晟著 ; 佐藤静香訳

法政大学出版局, 2019.7

Other Title

虚像のアテネ : ベルリン東京ソウルの記憶と空間

Imagined Athens, Berlin・Tokyo・Seoul

상상의 아테네, 베를린・도쿄・서울 : 기억과 건축이 빚어낸 불협화음의 문화사

Title Transcription

キョゾウ ノ アテネ : ベルリン トウキョウ ソウル ノ キオク ト クウカン

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Note

その他のタイトルは標題紙裏による

原著 (천년의 상상, 2015) の日本語訳

参考文献: 507-542

Description and Table of Contents

Description

建築と都市計画は技術以前に言説であり、政治的テクノロジーでもある。プロイセンの建築家フリードリヒ・シンケルの新古典主義建築と、その核心原理である「テクトニック」が三つの都市に導入される過程をテーマに、幻影としての西欧的近代性と、その脆さを逆追跡する試み。

Table of Contents

  • プロローグ 「近代」というスライドイメージ
  • 第1部 プロイセン古典主義を求めて(ベルリン、中部ヨーロッパのアテネ;民族と国王のあいだで—プロイセンの宮廷建築家シンケル;テクトニックとプロイセンの国家理念 ほか)
  • 第2部 アジアのプロイセンをこえて(ドイツ歴史主義建築の決定版、青島;明治日本とプロイセン—岩倉使節団の視線;国家的テクトニックとしての帝国憲法 ほか)
  • 第3部 アテナの不気味なスライドイメージ(都市計画と植民地主義;漢城から京城へ;シンケルに捧げるオマージュ?—景福宮前に建てた朝鮮総督府庁舎 ほか)
  • エピローグ 記憶の場と希望の空間

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