犬神考 : 迷信に対する人々の意識の変容

書誌事項

犬神考 : 迷信に対する人々の意識の変容

酒井貴広著

(早稲田大学エウプラクシス叢書, 017)

早稲田大学出版部, 2019.6

タイトル別名

The study of Inugami : a change of people's consciousness to superstition

犬神考 : 迷信に対する人々の意識の変容

タイトル読み

イヌガミコウ : メイシン ニ タイスル ヒトビト ノ イシキ ノ ヘンヨウ

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注記

英文タイトルは標題紙裏による

参考文献: p259-264

内容説明・目次

内容説明

人はなぜ迷信にとらわれてきたのか。かつて高知県内を中心に流布した憑きもの筋の一種、「犬神」。この前近代的な観念が戦後、人々の間で変容していく過程を古老たちへのインタビューや過去の資料分析を通じて解明する。

目次

  • 第1部 憑きもの筋研究再考(研究史;憑きもの筋研究再考—学術研究の傾向と「強制力」としての機能)
  • 第2部 高知県における「犬神」観の変容(現在の「犬神」観の事例—高知県と徳島県でのフィールドワークから;「犬神」観変容の実情と戦後社会の影響)
  • 第3部 高知県の「犬神」観に働いた独自の「強制力」(「犬神」に関する知識を発信する文献資料の考察;戦後高知県における民俗の取り扱い;生活改善諸活動と戦後高知県の「生活改善」)
  • 第4部 学術研究と生活世界の生み出す相互作用(学術研究と生活世界の生み出す相互作用;「強卵式」からみる生活世界とメディア上の情報間の相互作用;高知県の「犬神」観の変容の全体像)
  • 第5部 結論(「犬神」と「憑きもの筋」;本書の結びとして)

「BOOKデータベース」 より

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