わたしはなにも悪くない
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わたしはなにも悪くない
晶文社, 2019.5
- タイトル読み
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ワタシ ワ ナニ モ ワルクナイ
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内容説明・目次
内容説明
うつ病、貧困、自殺未遂、生活保護、家族との軋轢、周囲からの偏見のまなざし…幾重にも重なる絶望的な状況を生き延びてきた著者。彼女のサバイバルの過程を支えたものはなんだったのか?命綱となった言葉やひととの出会い、日々の気づきやまなびを振り返る体験的エッセイ。精神を病んだのは、貧困生活に陥ったのは、みんなわたしの責任なの?—苦難のフルコースの人生を歩んできた著者が、同じ生きづらさを抱えている無数のひとたちに贈る「自分で自分を責めないで」というメッセージ。
目次
- 1 精神病院の病棟から(精神病院の病棟から;私たちは弱さゆえにここにいる;いつでも死ねるんだ;世界に色彩が戻った;広いこの世界で私たちだけ)
- 2 当事者の立場(私ではなく、「問題」が問題なのだ;精神障害者に雇用を;当事者の家族;薬の副作用の話;アルコール依存症かもしれない;私、アスペルガーな気がする;向谷地さんからもらった言葉)
- 3 排除された存在(あの男に「死んでもいい」と思われた私;兄の結婚;元ホームレスの人との食事会;エロ表現は規制しなくていい;生活保護の理想と現実;「精神病新聞」のころ)
- 4 絶縁した父の話(絶縁した父の話)
- 5 カンパネルラのように(私と同じ名前の女の子;この日々が長く続くことを;私の銀河鉄道の夜)
「BOOKデータベース」 より