翻訳家たちの挑戦 : 日仏交流から世界文学へ
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翻訳家たちの挑戦 : 日仏交流から世界文学へ
水声社, 2019.7
- タイトル別名
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翻訳家たちの挑戦 : 日仏交流から世界文学へ
- タイトル読み
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ホンヤクカ タチ ノ チョウセン : ニチフツ コウリュウ カラ セカイ ブンガク エ
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内容説明・目次
内容説明
“世界文学”を支える翻訳とはいかにして行われるのか—古典、詩歌、小説、思想、映画、そして創作にいたるまで、ある言語が別の言語と通いあう道なき道を模索し、苦闘の末に言葉を見出した翻訳家たちの冒険の記録!
目次
- 1 翻訳史から見える展望(『フランス語翻訳史』を書くということ—企画、方法、展望をめぐって)
- 2 作家と翻訳(文法のすれちがいと語りの声;無名の手に身を委ねること)
- 3 初訳、再訳、新訳(古典、娯楽小説)(新訳の必要性—ラブレーの場合;西鶴の文体を翻訳する;欄外文学を翻訳する—正岡子規の『病牀六尺』;二流文学、二流翻訳、二流読者?—娯楽小説の場合;『オペラ座の怪人』の面白さ—エンタテインメント小説の翻訳;プルースト邦訳の可能性;インタールード 出産/Naissance d’ours blancs/白熊の)
- 4 翻訳という経験と試練(思想、映画、詩)(開く、閉じる—文学と哲学を翻訳する際の差異について;映像のような言葉—可視化された字幕のために;翻訳における他性の痕跡としての発話行為;大岡信と谷川俊太郎の詩にみる言葉遊び;韻文口語訳の音楽—ランボー「陶酔の船」Le Bateau ivreを例に)
- 5 世界文学と翻訳、残るものとその可能性(「世界文学」と「日本近代文学」;翻訳という名の希望)
「BOOKデータベース」 より