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中世ヨーロッパの結婚と家族

ジョゼフ・ギース, フランシス・ギース [著] ; 栗原泉訳

(講談社学術文庫, [2575])

講談社, 2019.8

Other Title

Marriage and the family in the Middle Ages

Title Transcription

チュウセイ ヨーロッパ ノ ケッコン ト カゾク

Note

原著 (Harper & Row, 1987) の翻訳

引用・参考文献: p411-414

叢書番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

古代には貴族の一夫多妻は当然であり、ローマ時代の「ファミリア」は、血縁者だけでなく奴隷や召し使いも含んでいた。「解消不能な一夫一婦制」はいかに定着し、「夫婦と子どもたちが一つの家に住む」という家族観はなぜ生まれたのか。貴族から農民まで、一〇〇〇年間で大きく変貌した「家族」と「結婚」の進化の道筋。好評の西洋中世シリーズ、待望の初訳。

Table of Contents

  • 第1部 起源(歴史家、家族を発見;原点—ローマ人、ゲルマン人、キリスト教)
  • 第2部 中世前期(ヨーロッパの家族 五〇〇〜七〇〇年;カロリング朝時代;アングロ・サクソン時代のイングランド;結婚と家族—西暦一〇〇〇年)
  • 第3部 中世盛期(十一世紀の家族革命;十二世紀—新しいモデル;黒死病以前の農民たち 一二〇〇〜一三四七年;貴族の系譜 長子相続がもたらす危機;中世の子どもたち;結婚と家族—西暦一三〇〇年)
  • 第4部 中世後期(黒死病の影響;中世後期の農民の家族 一三五〇〜一五〇〇年;イングランドの土地持ち紳士階級の家族;十五世紀のフィレンツェ 商人の家族;結婚と家族—黒死病の流行以降)
  • 第5部 中世の終わり(遺産)

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