昭和・平成精神史 : 「終わらない戦後」と「幸せな日本人」
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書誌事項
昭和・平成精神史 : 「終わらない戦後」と「幸せな日本人」
(講談社選書メチエ, 708)
講談社, 2019.8
- タイトル別名
-
昭和平成精神史 : 終わらない戦後と幸せな日本人
- タイトル読み
-
ショウワ・ヘイセイ セイシンシ : 「オワラナイ センゴ」ト「シアワセナ ニホンジン」
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注記
参考文献: p269-275
内容説明・目次
内容説明
毎年、戦後何年目かを数え、ことあらば戦後初をうたう。私たちは今なお「戦後」という時間のなかを生きている。便利で豊かで、息苦しさが募るばかりの「戦後」はいつ終わるのか。太宰治の絶望、ゴジラに仮託された不安、力道山が体現した矛盾、オウム真理教という破綻と癒えることのない東日本大震災の傷。急激な経済発展の裏側で切り捨てられた人びとの声に耳を傾け、敗戦で抱え込んだ矛盾を直視する時、はじめて「戦後」の外側が見えてくる。「戦後」に訣別するための、二つの時代に捧げる鎮魂歌。
目次
- 第1章 「戦後」というパンドラの匣—太宰治からの問い
- 第2章 失われた言葉—東日本大震災と「否認」の共同体
- 第3章 謎めいた他者—ゴジラと力道山、回帰する亡霊たち
- 第4章 真理の王—オウム真理教と反復される天皇制
- 第5章 民主主義の死—シラケ世代と主体性論争、そして戦争のトラウマ
- 第6章 戦後の「超克」—沢田研二、その空虚な主体の可能性
「BOOKデータベース」 より