ニーチェの顔 : 他十三篇
著者
書誌事項
ニーチェの顔 : 他十三篇
(岩波文庫, 青N(38)-127-1)
岩波書店, 2019.8
- タイトル読み
-
ニーチェ ノ カオ : ホカ ジュウサンペン
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注記
底本: 『ニーチェの顔』(岩波新書, 岩波書店, 1976年刊), 『大いなる正午 : ニーチェ論考』(筑摩書房, 1979年刊), 『ニーチェとその時代』(岩波書店, 1988年刊), 『ニーチェとの対話』(岩波書店, 1988年刊)
収録内容
- ニーチェの顔
- 犀・孤独・ニーチェ
- アスポデロスの咲く野 : ニーチェの遺産
- ニーチェとエピクロス(一)
- ニーチェとエピクロス(二)
- Et in Arcadia ego : ニーチェにおける英雄的・牧歌的風景
- ニーチェにおける「大いなる正午」
- ツァラトゥストラとゾロアスター
- ニーチェにおける脱ヨーロッパの思想
- ニーチェにおけるヘーゲル像
- 斎藤茂吉とニーチェ : 日本におけるニーチェ影響史への一寄与として
- 芸術の夕映 : 鷗外・ニーチェ・ワーグナー
- 『悲劇の誕生』私解 : ニーチェとボードレール
- 漁樵問答 : ニーチェとハイデガー
内容説明・目次
内容説明
「わたしは大きなひげをもった彼の顔を思いうかべる。それは無限にひきつけ、また無限につきはなすがごとくに見える…」。『ツァラトゥストラはこう言った』の名訳で知られる氷上英廣(1911‐86)の伸びやかな詩心にあふれた文集。ニーチェのテクストをその時代に丁寧に位置づけ、風景のなかを逍遙する静謐なニーチェを描き出していく。
目次
- ニーチェの顔
- 犀・孤独・ニーチェ
- アスポデロスの咲く野—ニーチェの遺産
- ニーチェとエピクロス1
- ニーチェとエピクロス2
- ET IN ARCADIA EGO—ニーチェにおける英雄的・牧歌的風景
- ニーチェにおける「大いなる正午」
- ツァラトゥストラとゾロアスター
- ニーチェにおける脱ヨーロッパの思想
- ニーチェにおけるヘーゲル像
- 斎藤茂吉とニーチェ—日本におけるニーチェ影響史への一寄与として
- 芸術の夕映—鴎外・ニーチェ・ワーグナー
- 『悲劇の誕生』私解—ニーチェとボードレール
- 漁樵問題—ニーチェとハイデガー
「BOOKデータベース」 より