日常世界を哲学する : 存在論からのアプローチ
著者
書誌事項
日常世界を哲学する : 存在論からのアプローチ
(光文社新書, 1020)
光文社, 2019.8
- タイトル読み
-
ニチジョウ セカイ オ テツガク スル : ソンザイロン カラノ アプローチ
大学図書館所蔵 件 / 全74件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「存在論」とは、何かが「ある」とはどういうことかを考える哲学の一大分野である。起源は古代に遡るが、現代では、ある事実が成立するためには何が存在し、存在するもの同士はどのような関係にあるかを問題にする。具体的にはあらゆる事象の前提、すなわち世界がよって立つ基礎を考察している。私たちの「当たり前」を問い直すことで、日常は違った相貌を現す。哲学の最前線を体感するスリリングな講義。
目次
- 序論 日常世界を哲学する
- 第1章 ハラスメントはいかに「ある」か?—「社会的事実」を考える
- 第2章 「空気」とは何か?—「社会規範」の分析
- 第3章 集団に「心」はあるのか?—全体論的アプローチ
- 第4章 時計は実在するのか?—「人工物」のリアリティーについて
- 第5章 サービスの存在論—私たちが売買する時空的対象
- 第6章 キャラクターの存在と同一性—「人工物説」の立場から
「BOOKデータベース」 より