ひみつの薬箱 : 中世装飾写本で巡る薬草の旅
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書誌事項
ひみつの薬箱 : 中世装飾写本で巡る薬草の旅
グラフィック社, 2019.8
- タイトル別名
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L'énigmatique tractatus de herbis
L'histoire de l'extraordinaire herbier médicinal du moyen âge
- タイトル読み
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ヒミツ ノ クスリバコ : チュウセイ ソウショク シャホン デ メグル ヤクソウ ノ タビ
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注記
監修: 久木田直江
文献: p[172]-173
内容説明・目次
内容説明
人は宇宙の一部であり、土、水、空気、火の四元素から成り立つ。古代ギリシャのコスモロジーを礎に人体の不思議を理解し、ホリスティックな医療に生かそうとした知られざる中世ヨーロッパの薬草医学を繙く。人間の心と体を癒す神秘の植物を描いた、妖しくも美しい中世の彩色画から見るヨーロッパ医学のひみつ。
目次
- 第1章 『Tractatus de Herbis(藥草誌)』(スローン寫本4016)(薬草書か、単味薬の装飾画集か?;薬草書:起源は古代ギリシャ・ローマ ほか)
- 第2章 医師、病氣、医療行爲(先祖はどんな病気を患ったか?;医療とその実践者たち ほか)
- 第3章 修道院の藥草療法(6〜12世紀)(修道院:医療に捧げられた場所;医療を行う修道医)
- 第4章 サレルノ医學の時代:スペインと南イタリア(中世初期の古代遺産;西方ラテン世界におけるアラビア医学の受容 ほか)
- 第5章 宮廷、大學、都市:医療活動の新たな枠組み(ホーエンシュタウフェン朝、フリードリヒ2世の宮廷;養生法:宮廷の医学文献 ほか)
「BOOKデータベース」 より