イメージで読み解くフランス文学 : 近代小説とジェンダー

書誌事項

イメージで読み解くフランス文学 : 近代小説とジェンダー

村田京子著

(水声文庫)

水声社, 2019.8

タイトル読み

イメージ デ ヨミトク フランス ブンガク : キンダイ ショウセツ ト ジェンダー

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注記

参考文献: p261-281

内容説明・目次

内容説明

ギリシアの彫像や、ダヴィッド、ドラクロワ、マネ、モローらの絵画のイメージから文学作品を読み解くことで、近代におけるジェンダー規範を照射する。“女/男らしさ”とは何か?

目次

  • 第1章 天才的な女性詩人の悲劇—スタール夫人『コリンヌ』(女の登場人物のポルトレ;造形芸術の象徴的意味;コリンヌのギャラリー)
  • 第2章 「宿命の女」像—バルザック『砂漠の情熱』から『従妹ベット』まで(「宿命の女」と絵画;「宿命の女」のアレゴリー—女豹ミニョンヌ;『姉妹ペット』における「宿命の女」像)
  • 第3章 危険な「ヴィーナス」—ゾラ『ナナ』(「金髪のヴィーナス」;ナナの獣性;マネによる「夏の娼婦」像とナナ;空間を浸蝕するナナ)
  • 第4章 モードの女王—ゾラ『獲物の分け前』(「パリ人形」としてのルネ;ルネとウジェニー皇后;「操り人形」としてのルネ;部屋と女の衣装、裸体)
  • 第5章 「男らしさ」と両性具有(「男らしさ」の定義;ロマン主義文学における両性具有的存在;一九世紀後半の文学における両性具有的存在)

「BOOKデータベース」 より

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