植物の生の哲学 : 混合の形而上学
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植物の生の哲学 : 混合の形而上学
勁草書房, 2019.8
- タイトル別名
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La vie des plantes : une métaphysique du mélange
- タイトル読み
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ショクブツ ノ セイ ノ テツガク : コンゴウ ノ ケイジジョウガク
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注記
解説: 山内志朗
原著 (Editions Payot & Rivages, c2016) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
種が落ちた場所から動くことなく一生を過ごす植物は、光合成により酸素を作り出し、あらゆる生物が住まう環境を整える。つまり植物は世界と溶け合い、世界を作り出し、世界に存在している。動物の哲学も存在論的転回もやすやすと超えて、植物の在り方から存在論を問い直す哲学エッセイ。モナコ哲学祭賞受賞作。
目次
- 1 プロローグ(植物、あるいは世界のはじまり;生命領域を拡張する;植物、または息づく精神;自然の哲学のために)
- 2 葉の理論—世界の大気(葉;ティクターリク・ロゼアエ;空気のただ中で—大気の存在論;世界の息吹;すべてはすべての中に)
- 3 根の理論—天体の生命(根;最も深いところにあるもの、それは天体である)
- 4 花の理論—理性のかたち(花;理性とは性のことである)
- 5 エピローグ(思弁的独立栄養について;大気のごとくに)
「BOOKデータベース」 より