はじまりの漱石 : 『文学論』と初期創作の生成

書誌事項

はじまりの漱石 : 『文学論』と初期創作の生成

服部徹也著

新曜社, 2019.9

タイトル別名

はじまりの漱石 : 文学論と初期創作の生成

タイトル読み

ハジマリ ノ ソウセキ : 『ブンガクロン』ト ショキ ソウサク ノ セイセイ

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注記

博士論文「夏目漱石『文学論』をめぐる総合的研究 : 東京帝国大学講義と初期創作を視座に」(慶應義塾大学, 2018年) をもとに、大幅な加除訂正と書き下ろしを加え、章立てを再構成したもの

内容説明・目次

目次

  • 第1部 東京帝国大学文科大学英文学科という環境(新帰朝者夏目金之助—ロンドン留学と前任者小泉八雲の影;帝大生と「文学論」講義—受講ノートと時間割;「形式論」講義にみる文学理論の構想—「自己本位」の原点)
  • 第2部 「文学論」講義と初期創作(シェイクスピア講義と幽霊の可視性をめぐる観劇慣習—「マクベスの幽霊に就て」から『倫敦塔』へ;“描写論”の臨界点—視覚性の問題と『草枕』;「間隔的幻惑」の論理—哲理的間隔論と『野分』;「集合的F」と「識域下の胚胎」—『二百十日』への一視点)
  • 第3部 『文学論』成立後の諸相(漱石没後の『文学論』の受容とその裾野;張我軍訳『文学論』とその時代—縮刷本・『漱石全集』の異同を視座に;「文学の科学」への欲望—成〓吾の漱石『文学論』受容における“微分”)

「BOOKデータベース」 より

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