主権論史 : ローマ法再発見から近代日本へ
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書誌事項
主権論史 : ローマ法再発見から近代日本へ
岩波書店, 2019.8
- タイトル別名
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主権論史 : ローマ法再発見から近代日本へ
Revisiter la notion de souveraineté
- タイトル読み
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シュケンロン シ : ローマ ホウ サイハッケン カラ キンダイ ニッポン エ
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注記
その他のタイトルはあとがき (p515) による
Revisiter la notion de souveraineté (Droits. Revue française de théorie, de philosophie et de culture juridiques , No.53, 2012) に大幅に加筆し修正したもの
註: p431-513
索引あり
内容説明・目次
内容説明
中世末期以降、国家とは内実や権力の担い手を問わず、ひとつの法秩序のみを存立の根拠とするようになった。そして、この法秩序を支える言説の核心、つまり国家と法を成立させる要諦となったのが、“主権”という概念である。近代ヨーロッパが重ねてきた議論の歴史、日本における二つの憲法制定過程、そしてその間にあった国体をめぐる論争…膨大な資料を読み解きながら、主権論という未踏の領域へ挑む。俊英による新たなる思想史。
目次
- 序章 主権と主権者(法と法外なもの;主権国家の死? ほか)
- 第1章 法秩序の近代(主権の概念;主権者とは「誰」か ほか)
- 第2章 近代法秩序の“創造”—明治憲法体制の場合(主権概念の受容;統治権—井上毅の挑戦 ほか)
- 第3章 近代法秩序の瓦解と“再創造”(「国体」の賦活;国体論の傍らで ほか)
「BOOKデータベース」 より