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猛暑と氷河 : 一三世紀から一八世紀

E・ル=ロワ=ラデュリ [著] ; 稲垣文雄訳

(気候と人間の歴史 / E・ル=ロワ=ラデュリ [著] ; 稲垣文雄訳, 1)

藤原書店, 2019.9

タイトル別名

Canicules et glaciers (XIIIe-XVIIIe siècles)

猛暑と氷河 : 13世紀から18世紀

タイトル読み

モウショ ト ヒョウガ : ジュウサンセイキ カラ ジュウハッセイキ

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注記

原著 (Fayard, 2005, c2004) の翻訳

参考文献: p688-702

内容説明・目次

内容説明

「気候」そのものを初めて歴史学の対象とし、自然科学と人文科学の総合を果たした嚆矢の書、『気候の歴史』から37年。「アナール」第三世代の第一人者が、氷河の規模の記録、年輪、ブドウの収穫期・品質、小麦の作況等のデータを駆使して、気候の変動が人間社会に与えた影響を緻密に追跡。本巻は、「小氷期」を含む13〜18世紀を描く。

目次

  • 第1章 中世温暖期、おもに一三世紀について
  • 第2章 一三〇三年頃から一三八〇年頃 最初の超小氷期
  • 第3章 クワットロチェント—夏の気温低下、引き続いて冷涼化
  • 第4章 好天の一六世紀(一五〇〇年から一五六〇年まで)
  • 第5章 一五六〇年以降—天候は悪化している、生きる努力をしなければならない
  • 第6章 世紀末の寒気と涼気—一五九〇年代
  • 第7章 小氷期その他(一六〇〇年から一六四四年まで)
  • 第8章 フロンドの乱の謎
  • 第9章 マウンダー極小期
  • 第10章 若きルイ一五世時代の穏やかさと不安定さ
  • 第11章 一七四〇年—寒く湿潤なヨーロッパの試練
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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