小説太宰治
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小説太宰治
(P+D books)
小学館, 2019.6
- タイトル読み
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ショウセツ ダザイ オサム
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注記
底本: 審美社 1964年刊
内容説明・目次
内容説明
“天才”太宰治と駆けぬけた著者の狂躁的「青春回想録」。作家・檀一雄は太宰治の自死を分析して、“彼の文芸の抽象的な完遂の為であると思った。文芸の壮図の成就である”と冒頭から述懐している。“太宰の完遂しなければならない文芸が、太宰の身を喰うたのである”とまで踏み込んでいる。昭和八(1933)年に太宰治と出会ったときに「天才」と直感し、それを宣言までしてしまった作家・檀一雄。天才・太宰を描きながら、同時に自らをも徹底的に描いた狂躁的青春の回想録になっている。作家同士ならではの視線で、太宰治という天才作家の本質を赤裸々に描いた珠玉の一編である。
「BOOKデータベース」 より