「異形」の古墳 : 朝鮮半島の前方後円墳

書誌事項

「異形」の古墳 : 朝鮮半島の前方後円墳

高田貫太著

(角川選書, 626)

KADOKAWA, 2019.9

タイトル別名

異形の古墳 : 朝鮮半島の前方後円墳

タイトル読み

イギョウ ノ コフン : チョウセン ハントウ ノ ゼンポウ コウエンフン

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注記

参考文献: p273-279

内容説明・目次

内容説明

前方後円墳は日本列島独特の墳墓であるといわれてきた。国内で築かれた地域は、ヤマト政権が支配する範囲とおおむね一致すると考えられてきたのに、なぜ、それらが朝鮮半島西南部の栄山江流域にまで広がっているのか。この地域はヤマト政権の支配下にあったのか。倭の一部だったのか。朝鮮半島に残るすべての「異形」の前方後円墳を探訪。これまでの通説をめぐる現状と課題を見直し、永年問われ続けてきた古代史の深遠な謎に迫る。

目次

  • 序章 なぜ研究するのか
  • 第1章 前方後円墳が出現するまで(水田稲作の伝来と渡来人;青銅器生産のはじまりと交易のネットワーク;「海村」のネットワークの展開 ほか)
  • 第2章 前方後円墳を歩く(栄山江流域の前方後円墳についての基礎知識;海南半島—海に囲まれた地;栄山江流域とその周辺—港湾、平野、要衝 ほか)
  • 第3章 栄山江流域社会と前方後円墳(栄山江流域社会とは;前方後円墳は根づいたか;前方後円墳の研究史—被葬者論を中心に ほか)
  • 終章 いま、前方後円墳からみえること

「BOOKデータベース」 より

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