転形期のメディオロジー : 一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成
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転形期のメディオロジー : 一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成
森話社, 2019.9
- タイトル別名
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転形期のメディオロジー : 一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成
- タイトル読み
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テンケイキ ノ メディオロジー : 1950ネンダイ ニホン ノ ゲイジュツ ト メディア ノ サイヘンセイ
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内容説明・目次
内容説明
1950年代のテレビに代表されるニューメディアの出現が、印刷媒体中心であった既存のメディアをいかに変容・再定義していったのか。本書では、主に文学・映像・美術のジャンルにおいて、異なるメディア間での相互交流、越境、再編成と、それらが作品や表現にもたらしたものを再検討し、現代の錯綜するメディア状況を歴史化する視点を提示する。
目次
- 1 活字・出版メディア(ガリ版、連環画、幻灯から映画、テレビへ—一九五〇年代の草の根メディアとマスメディアについて;大宅壮一の「熱い戦争」と「冷たい戦争」—海外ルポルタージュなどの活動をめぐって;『岩波写真文庫』の眼とヌーヴェル・ヴァーグ—名取洋之助の写真論;暗箱からの透視—埴谷雄高の“存在論的映画論”について)
- 2 映像・放送メディア(思想の慣用語法としての映画—鶴見俊輔の自伝的映画批評;勅使河原宏の映画実験—再生という作法;テレメンタリーという思考—NHK『日本の素顔』と一九五〇年代;佐々木基一の『テレビ芸術』とテレビドラマ—アクチュアリティの追求)
- 3 表現・身体メディア(民主的メディア圏における美の働き—千田梅二と戦後芸術運動;田中敦子と“電気服”—女性の主体性の回路をめぐって;タブローの行方—一九五〇年代後半の美術の分岐点;物質と芸術—戦後日本におけるアヴァンギャルドの理論と倫理)
「BOOKデータベース」 より