精読という迷宮 : アメリカ文学のメタリーディング
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精読という迷宮 : アメリカ文学のメタリーディング
松籟社, 2019.9
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Lost in text : meta‐reading in American literature
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セイドク トイウ メイキュウ : アメリカ ブンガク ノ メタリーディング
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Note
その他の執筆者: 中西佳世子, 島貫香代子, 舌津智之, 杉森雅美, 森慎一郎, 伊藤聡子
参考文献あり
Description and Table of Contents
Description
文学研究の基本と見なされている「精読」。しかしそれがどんな営みなのか、共通理解は存在しない。「精読」の名の下になされる多様な実践のありようを確認しつつ、迷宮にあえて足を踏み入れ、その魅力を追求する。
Table of Contents
- 第1部 精読と間テクスト性(政治テクストと美学テクスト;「手堅い現金」と「泡のごとき功名」—ホーソーンの創作と報酬;「ヴァビーナの香り」の追加—『征服されざる人々』における登場人物と作家の成長;抒情する反逆者—『オン・ザ・ロード』と白い音楽)
- 第2部 精読を精読する(読むことと書くこととヘンリー・ジェイムズの『過去の感覚』;宙吊りの生に宿るネガティヴ・パワー—ベン・ラーナー『アトーチャ駅を後にして』を散文詩として読む可能性;ある黒人の「文字通り」な抵抗—ジェシー・レドモン・フォーセットの「エミー」;The Nickel Was for the Movies—フィッツジェラルド『ラスト・タイクーン』の一場面をめぐって)
- 第3部 精読と文学教育(英語文学専攻と精読指導—アメリカの高等教育;パワーポイントのない風景—文学的な精読を考える)
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