「言論統制」の近代を問いなおす : 検閲が文学と出版にもたらしたもの
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書誌事項
「言論統制」の近代を問いなおす : 検閲が文学と出版にもたらしたもの
花鳥社, 2019.9
- タイトル別名
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Rethinking 'speech control' in modern Japan : the impact of censorship on literature and publishing
Rethinking "speech control" in modern Japan : the impact of censorship on literature and publishing
言論統制の近代を問いなおす : 検閲が文学と出版にもたらしたもの
- タイトル読み
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ゲンロン トウセイ ノ キンダイ オ トイナオス : ケンエツ ガ ブンガク ト シュッパン ニ モタラシタ モノ
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内容説明・目次
内容説明
2000年代以降、新資料の発見が続き研究環境は劇的な変化をとげている。戦前から占領期にかけて、検閲する側はどのように行い、受ける側はどう乗り越えようとしたのか。検閲のプロセスを丁寧にたどることで、両者を対立的に捉える従来の図式を解体し、さまざまな立場の思惑が複雑に絡みあう実態を暴く!
目次
- 1 戦前・戦中期の出版警察体制から図書館への影響—県立長野図書館、静岡県立中央図書館の事務文書に見る検閲制度運用の一側面
- 2 大衆の“国民”化に影響を与えた戦時下の児童文化統制—佐伯郁郎と「児童読物改善ニ関スル指示要綱」
- 3 岩波文庫に対する検閲処分
- 4 占領期における検閲主体の読書行為—東京裁判言説の検閲内容をめぐって
- 5 在日朝鮮人文学と自己検閲—GHQ検閲と在日朝鮮人コミュニティーの狭間にいる「編集者・金達寿」の葛藤を考える
- ラウンド・テーブル 見えざる“統制”に近づくために
「BOOKデータベース」 より