プラトン哲学への旅 : エロースとは何者か
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プラトン哲学への旅 : エロースとは何者か
(NHK出版新書, 602)
NHK出版, 2019.10
- タイトル読み
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プラトン テツガク エノ タビ : エロース トワ ナニモノ カ
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注記
関連年表: p14-15
内容説明・目次
内容説明
本書は、哲学者プラトンの代表作で、古代ギリシア語の散文作品として名高い『饗宴』のなかに、語り手の「私」(「現代からの客人」)が列席し、ソクラテスら演説者たちと「愛(エロース)」をテーマに競演する、類を見ない教養新書である。「哲学(フィロソフィア)」という言葉は「知(ソフィア)」を「愛し求める(フィレイン)」という意味の合成語。哲学=愛であることが、いま明かされる。
目次
- 第1話 誘う—アカデメイアに立つ(一つの旅;古代ギリシア;アカデメイアの杜;学園訪問;パピルス巻物)
- 第2話 競う—恋愛とはどんなものか(朗読会;声の連鎖;祝勝宴会;アリストデモスの誘い;ソクラテス登場;愛をめぐる言論;聖なるエロースと世俗のエロース;宇宙的エロース)
- 第3話 求める—欲望は満たされるか(半分になった人間;主役の演説;ソクラテスの問答;エロースは神ではない;欲望としての愛;私たちは何者か?)
- 第4話 出会う—美のイデアを目指して(美の中で出産する;愛の導き;美の上昇;イデアと出会う;洞窟の中で)
- 第5話 乱れる—愛することが哲学だ(アルキビアデス乱入;ソクラテス礼賛;かけがえのない愛;饗宴の幕引き)
「BOOKデータベース」 より