Bibliographic Information

二重国籍と日本

国籍問題研究会編

(ちくま新書, 1440)

筑摩書房, 2019.10

Other Title

二重国籍と日本

Title Transcription

ニジュウ コクセキ ト ニッポン

Note

参考文献: p228-230

Description and Table of Contents

Description

人は親や出生地を選べない。ますます多元的になる社会で、複数の国籍を持つ人は必然的に増えていく。蓮舫氏問題で脚光を浴びた「二重国籍」だが、国籍法の運用は旧態依然かつ不透明で、ナショナリズムに絡めた一方的なバッシングも目立った。外国出身者を親に持つ有望なスポーツ選手へ送られる拍手喝采の大きさとは、あまりにも対照的だ。国籍法の規定で外国居住の日本国民が国籍を剥奪される「悲劇」に抵抗する訴訟も起きている。国籍と日本人。私たちはどう考えればいいのか。いま、国民的議論が求められている。

Table of Contents

  • 大坂なおみ選手が直面する国籍問題
  • 第1部 蓮舫氏問題を考える(メディアの迷走;あらわになった国籍法の矛盾;国際結婚と国籍;「日台ハーフ」の中華民国国籍)
  • 第2部 国籍と日本人(日本国籍の剥奪は正当なのか;国籍をめぐる世界の潮流;国籍法の読み方、考え方)
  • 国籍に向き合う私たち

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Details
  • NCID
    BB29011360
  • ISBN
    • 9784480072573
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    234p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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