天皇陵 : 「聖域」の歴史学
著者
書誌事項
天皇陵 : 「聖域」の歴史学
(講談社学術文庫, [2585])
講談社, 2019.10
- タイトル別名
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天皇陵論 : 聖域か文化財か
天皇陵 : 聖域の歴史学
- タイトル読み
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テンノウリョウ : セイイキ ノ レキシガク
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注記
『天皇陵論 : 聖域か文化財か』(新人物往来社, 2007年刊)の改題, 加筆し文庫化
参考文献: p303-307
歴代天皇陵一覧: 巻末
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
世界遺産の仁徳天皇陵や履中天皇陵には、本当にその天皇が眠っているのだろうか。江戸後期に古墳を独自調査した蒲生君平。幕末期に陵墓の修補を願い出た宇都宮藩の戸田忠至。彼らの研究を活かし、明治政府は、全天皇の陵を決定した。神話に登場する天皇の実在を証明するには、墓の確定が欠かせなかったのである。近代の産物、天皇陵の謎を解明する。
目次
- はじめに—天皇陵と宮内庁
- 第1章 創られた天皇陵
- 第2章 天皇陵決定法
- 第3章 天皇陵の改定・解除
- 第4章 天皇による祭祀
- 第5章 もうひとつの天皇陵
- 第6章 聖域か文化財か
- おわりに—「聖域」としての天皇陵
「BOOKデータベース」 より