哲学者マクルーハン : 知の抗争史としてのメディア論
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哲学者マクルーハン : 知の抗争史としてのメディア論
(講談社選書メチエ, 713)
講談社, 2019.10
- タイトル読み
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テツガクシャ マクルーハン : チ ノ コウソウシ トシテノ メディアロン
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注記
引用文献・参考文献: p248-253
内容説明・目次
内容説明
「メディアはメッセージ」「空間と時間の消滅」などの言葉を駆使、文明批評・メディア論で一九六〇年代を席巻したマクルーハン。英文学研究を起点とするその思想が抉り出したものは何だったのか。隠喩が持つ人間的思考の本質から、技術・社会・文化の問題へと探究の幅を広げ、焦点化されてくる「メディア」の偉力。究極のメディアとしての言語は思考を方向づけ、知を整形する。アルファベット・印刷術の発明を契機とする概念、視覚優位の西洋知の特異性を相対化してみせた知者マクルーハンの核心とは?
目次
- 第1章 マクルーハン旋風とは何だったのか
- 第2章 文学研究から世界の読み取りへ
- 第3章 レトリックとは思考方法の問題である
- 第4章 メディアとは言語であり隠喩である
- 第5章 カトリシズムとレトリックの知
- 第6章 知の抗争史としてのメディア論
- 第7章 口誦の知者ソフィスト・マクルーハン
「BOOKデータベース」 より