感染 (うつ) る
著者
書誌事項
感染 (うつ) る
(極東証券寄附講座, . 生命の教養学||セイメイ ノ キョウヨウガク ; 14)
慶應義塾大学出版会, 2019.9
- タイトル別名
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感染る
- タイトル読み
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ウツル
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注記
文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
「生命」の意味を限りなく広く捉えていく「生命の教養学」。今回のテーマは「感染る」。そもそも感染するとはどういうことなのか。どのように感染は起こるのか。また、感染したものは、医学的に、社会的に、あるいは感情的に、どう対応されてきたのか。生物学、医学、公衆衛生政策あるいは疫学的な観点に加えて、歴史学、哲学、文学、コンピュータサイエンスの観点も含め、さまざまな角度から、私たちが逃れることのできない「感染る」世界にアプローチする。
目次
- 1 科学の目で見る感染(感染してくる“奴ら”の生物学的正体と生体防御の基礎;感染症と予防接種—ワクチンで変わる、感染症とのたたかい;グローバル化した世界で感染症に立ち向かう意義を学際的に考える ほか)
- 2 人類の歴史と感染(感染症と医学—社会の対応の歴史;中・近世ヨーロッパのペスト流行—「ペストの医者」の装束にみる感染の理解;保菌者の歴史の再考)
- 3 文化と感染(文化感染メカニズムを解明する;コンピュータウイルスへの感染;うつるんです〜感染と文学—村上春樹、『ジェイン・エア』、『ドラキュラ』 ほか)
「BOOKデータベース」 より