ミシェル・フーコー : 自己から脱け出すための哲学
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書誌事項
ミシェル・フーコー : 自己から脱け出すための哲学
(岩波新書, 新赤版 1802)
岩波書店, 2019.10
- タイトル別名
-
ミシェルフーコー : 自己から脱け出すための哲学
- タイトル読み
-
ミシェル・フーコー : ジコ カラ ヌケダス タメ ノ テツガク
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注記
略年譜: 巻末p1-4
参考文献: 巻末p5-7
内容説明・目次
内容説明
ミシェル・フーコー(一九二六‐八四)は顔を持たない哲学者だ。今の自分にとって「正しい」とされることを徹底的に疑いぬき、自己を縛り付けようとする言説に抗い、危険を冒してでも常に変化を遂げようとした。だからこそ彼の著作は、一冊ごとに読者を新たな見知らぬ世界へと導いていく。その絶えざる変貌をたどる。
目次
- 序章 顔を持たぬために書くこと
- 第1章 人間学的円環—『狂気の歴史』とフーコーの誕生
- 第2章 不可視なる可視性—『臨床医学の誕生』と離脱のプロセス
- 第3章 人間の死—『言葉と物』
- 第4章 幸福なポジティヴィスム—『知の考古学』
- 第5章 「魂」の系譜学—『監獄の誕生』と権力分析
- 第6章 セクシュアリティの歴史—『性の歴史』第一巻『知への意志』
- 第7章 自己をめぐる実践—『性の歴史』第二〜四巻と晩年の探究
- 終章 主体と真理
「BOOKデータベース」 より