世界経済論 : 岐路に立つグローバリゼーション
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世界経済論 : 岐路に立つグローバリゼーション
ミネルヴァ書房, 2019.11
- タイトル読み
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セカイ ケイザイロン : キロ ニ タツ グローバリゼーション
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注記
巻末資料: 日本の国際収支, アメリカの国際収支, 中国の国際収支, 世界各国の経済指標(2017年), 第2次世界大戦後の世界経済の見取図
人名索引・事項索引: p317-324
文献あり
内容説明・目次
内容説明
1980年代を起点とし、冷戦終結後アメリカから世界に伝播したグローバリゼーションは、2008年のリーマン・ショックを契機に転換点に来たといえる。これをグローバル化の一局面とみるか、世界経済が新たな段階へ突入したと捉えるか。本書は、世界経済の構図をできるかぎり丁寧に、的確に、そして平易に解説。歴史・理論・制度を体系的に学び、現代の世界経済を読み解く基礎知識と考察力を身につける。巻頭には欧文略語一覧、巻末には主要各国経済指標や年表付。
目次
- 第1部 資本主義世界経済の歩み—2008年リーマン・ショックまで(資本主義世界の誕生とイギリス中心の世界経済の盛衰—大航海時代からパクス・ブリタニカへ;第2次世界大戦後の世界経済—パクス・アメリカーナの世界)
- 第2部 グローバル経済システムの構造と現状—貿易システム・国際金融通貨システム・多国籍企業・経済開発(国際貿易と国際通貨の基礎理論—国際経済を読み解くツール;第2次世界大戦後の国際通貨システム—旧IMF体制から変動相場制への移行、そして「ドル本位制」へ;国際貿易システムの形成・展開・変貌—GATT・WTO体制からFTA・EPAへ;途上国における開発戦略と開発経済学の変遷—途上国における開発の歴史と開発理論;対外投資と生産のグローバル化—何がグローバル化を突き動かしているのか)
- 第3部 現代世界経済の諸相—各国・地域(戦後アメリカ経済の展開—グローバル化と金融化の帰結;EU経済・通貨統合の現実—統合の進展と経済・政治的危機;現代中国経済と人民元「国際化」・「一帯一路」戦略—「改革・開放」政策の経緯と行く末;アジアNIESとASEANの経済—アジアはいかにして成長したのか;グローバリゼーション下の新興国・途上国経済—新自由主義的グローバリゼーションの影響と帰結;現代日本経済の現状と行方—アベノミクスと負の遺産)
- 巻末資料
「BOOKデータベース」 より