戸惑う窓
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戸惑う窓
(中公文庫, [ほ-16-9])
中央公論新社, 2019.10
- タイトル読み
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トマドウ マド
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
窓とは、いったいなんだろう。眺めずにはいられない大聖堂の薔薇窓、木造家の古窓、いつも持ち歩く心の窓枠…マチスは闇を、プルーストは不思議な絵画を見つめていた。覗きこむほどに、見知らぬ自分が見えてくる。世界を一変させた「窓」を訪ねる二十五篇。
目次
- 嵐の夜に君を思うこと
- 対象のつかの間の、不安定な印象
- 光はノックもせずに入ってくる
- 風になった光
- 窓と扉のあいだで
- あの家の山の櫟林をミイ、キレイダナア—
- エスカルゴの匂う部屋
- 青い闇のある風景
- 世界の生成に立ち会う窓
- 闇だけが広がっていた
- あれの意味を知ってますか
- その金色の衣のなかで
- 虚妄の窓の向こうへ
- 胸をかきむしるほど透明な窓
- 誰が箱男ではなかったのか
- 球状の窓
- 韻を踏んだ四行詩
- 世界の初期設定
- 輸入された鼠
- 語りの高い窓から
- 配水管と避難梯子の先にある空の下で
- 薬包紙の啓示
- 私は窓を愛しつづけた、窓に凭れて。
- 肩にとまった時間
- そのうちに逢ふのです
「BOOKデータベース」 より