書誌事項

江戸の御触書

楠木誠一郎 [著]

(祥伝社新書, 592)

祥伝社, 2019.11

タイトル別名

江戸の御触書 : 生類憐みの令から人相書まで

タイトル読み

エド ノ オフレガキ

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注記

「江戸の御触書 : 生類憐みの令から人相書まで」(グラフ社 2008年刊)の加筆・修正、新書化

年表: p240-253

参考文献: p254-255

内容説明・目次

内容説明

江戸には高札場が三十五カ所あった。そこに掲げられた御触書には、何が書かれていたのか?何が禁じられ、何が許されたのか?本書は一〇〇の御触書を解説し、そこから町奉行の政策と庶民の暮らしを考察したものである。為政者は禁令を乱発し、ほとぼりが冷めると人々はまた欲望のままに動き出す。その繰り返しから垣間見えるのは、お上と庶民の絶え間ない緊張関係だ。しかし、厳しいだけではない。災害が起これば救いの手を出し、凶悪犯捜査には懸賞金をつけた。非情と温情が交錯する御触書から、生々しい江戸の暮らしが甦る!

目次

  • 第1章 自由と不自由—カタブツ幕府が躍起になった庶民の風俗・生活統制
  • 第2章 珍事件・凶悪事件—治安管理にお上は大わらわ
  • 第3章 災害救助—緊急事態!御触書が問う、時の幕府の真価
  • 第4章 温情か、非情か—御触書に見る「庶民思い」と「庶民泣かせ」
  • 第5章 旅の掟—まるで海外旅行!御触書が語る七面倒な旅事情
  • 番外編 庶民にはわからない武士の世界—『武家諸法度』だけでない、御触書に見る武士の掟

「BOOKデータベース」 より

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