細野晴臣とまっていた時計がまたうごきはじめた
著者
書誌事項
細野晴臣とまっていた時計がまたうごきはじめた
(平凡社ライブラリー, 890)
平凡社, 2019.11
- タイトル別名
-
とまっていた時計がまたうごきはじめた : 細野晴臣
- タイトル読み
-
ホソノ ハルオミ トマッテ イタ トケイ ガ マタ ウゴキハジメタ
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注記
平凡社2014年刊の加筆・修正したもの
内容説明・目次
内容説明
いまは音楽の話だけをしていたい—。懐かしい音楽の話は、お笑い、隕石、演歌、原発、敬愛する友の死などを経めぐり、また音楽の話へと戻ってくる。震災以降のもやもやを喫茶店でつれづれに語り明かした、3年にわたる雑談ドキュメント。
目次
- 対話1 「この世で起きていることのすべてが想定外。想定外がないとなにも生まれてこない」
- 対話2 「エッセンスなんだよそこにあるのは。かたちじゃなくてエッセンス」
- 対話3 「誰かがやらないとホントになくなっちゃう。ぼくがやればかろうじて少しは生き長らえる」
- 対話4 「古賀政男さんはやっぱりどっしりしてる。誰も突き崩せないしなんか根が深い」
- 対話5 「ごはんがおいしい、お風呂が気持ちいい。それでじゅうぶん幸せだと思った」
- 対話6 「いまだに自分にはなんのノウハウもない。常に白紙。そこでサバイバルスイッチが入るんだ」
- 対話7 「ニューヨークに行って皿洗いでもしながらミュージシャンの道を歩んでいたらああいうセッションをやっていたかもしれないね」
- 対話8 「地震で倒れたままだったゼンマイの蓄音機からちゃんと音が出た。そこから、とまっていた時計がまたうごきはじめた」
- 対話9 「七十歳になるころにはいろんなしがらみなんかもすっかり忘れて音楽に没頭できるんじゃないか」
「BOOKデータベース」 より