アメリカ文学と映画 American literature and film
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書誌事項
アメリカ文学と映画 = American literature and film
三修社, 2019.10
- タイトル読み
-
アメリカ ブンガク ト エイガ
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注記
引用資料: p296-317
文献案内: p318-321
映画用語集: p322-345
内容説明・目次
内容説明
文学研究と映画研究の新たな地平を求めて。アメリカ文学を代表する作品のアダプテーションをめぐる批評実践を試みる。文学と映画それぞれのメディアの表現方法の違い、原作と映画テクストの歴史性、改変の意味や効果などを論じる。
目次
- 1 崖の上のアリス—『モヒカン族の最後』とその映画的表象
- 2 ヴェンダース、アメリカ古典文学に挑む—ヴィム・ヴェンダース監督『緋文字』論
- 3 ニューディール・リベラリズムの遺産と反メロドラマの想像力—ジョン・ヒューストン監督『白鯨』
- 4 『ハックルベリー・フィンの冒険』の映画史
- 5 リアリズム、ロマンスとモダニティ—イアン・ソフトリー監督『鳩の翼』論
- 6 抑圧された“感情”のドラマ—マーティン・スコセッシ監督『エイジ・オブ・イノセンス』
- 7 小説的社会と映画的世界—『アメリカの悲劇』、エイゼンシュテイン、『陽のあたる場所』
- 8 モダン/ポストモダンな『グレート・ギャツビー』—バズ・ラーマン監督『華麗なるギャツビー』
- 9 ひとりで歩く女—ウィリアム・ワイラー監督『噂の二人』
- 10 アメリカ大衆文化における民衆の想像力—ジョン・フォード監督『怒りの葡萄』
- プロダクション・コードを抜けて—エリア・カザン監督『欲望という名の電車』の軌道を辿る
- 裏切りの物語—『長いお別れ』と『ロング・グッドバイ』
- ユダヤ人/黒人の表象としてのレプリカント—『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』?と『ブレードランナー』
- そのまなざしを受けとめるのは誰なのか—『冷血』と『カポーティ』
- 覇権調整のシネマトグラフィ—スティーヴン・スピルバーグ監督『カラーパープル』
- ミスキャストの謎を追って—ロバート・ベントン監督『白いカラス』
- コーマック・マッカーシーの小説とコーエン兄弟の映画の対話的関係の構築をめぐって—『ノーカントリー』における「暴力」と「死」の映像詩学
「BOOKデータベース」 より