黒岩涙香 : 断じて利の為には非ざるなり

書誌事項

黒岩涙香 : 断じて利の為には非ざるなり

奥武則著

(ミネルヴァ日本評伝選)

ミネルヴァ書房, 2019.11

タイトル読み

クロイワ ルイコウ : ダンジテ リ ノ タメ ニワ アラザルナリ

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注記

主要参考文献: p399-404

黒岩涙香年譜: p411-425

内容説明・目次

内容説明

黒岩涙香(一八六二〜一九二〇)新聞記者、小説家。明治時代、大衆新聞『萬朝報』を創刊しスキャンダリズムや社会悪の糾弾で部数を伸ばした涙香は、「探偵小説の元祖」としても知られ、『巌窟王』『噫無情』などで人気を博した。権力におもねらず、いち早く「大衆」を見据えた「まむしの周六」の全体像を描き出す。

目次

  • 大衆社会に先駆けた人
  • 「政治の世界」をめざして
  • 「政治青年」の挫折
  • 『萬朝報』以前
  • 『萬朝報』の創刊
  • 相馬家毒殺騒動
  • 「まむしの周六」の虚実
  • 趣味人・涙香の周辺
  • 栄光の『萬朝報』
  • たそがれの『萬朝報』
  • 黒岩涙香とは誰なのか

「BOOKデータベース」 より

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