ゲノム革命がはじまる : DNA全解析とクリスパーの衝撃

書誌事項

ゲノム革命がはじまる : DNA全解析とクリスパーの衝撃

小林雅一著

(集英社新書, 0997G)

集英社, 2019.11

タイトル別名

ゲノム革命がはじまる : DNA全解析とクリスパーの衝撃

タイトル読み

ゲノム カクメイ ガ ハジマル : DNA ゼンカイセキ ト クリスパー ノ ショウゲキ

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注記

参考文献: p232-237

内容説明・目次

内容説明

ゲノムとはDNAに記された全遺伝情報。その解析と利用が今、急ピッチで進んでいる。遺伝子検査サービスに、がんゲノム医療、ゲノム編集食品、さらには刑事事件の捜査や生態系の改変まで…。それはまさに「ゲノム革命」とも呼べる劇的な展開だ。特にゲノム編集では、画期的な治療法の開発や農作物の品種改良が進む一方で、安全性や倫理問題など深刻な懸念も噴出している。本書は、その全貌を描き出し、生殖医療や食糧、環境問題など、さまざまな分野に波及するゲノム革命の光と影を論じる。

目次

  • 第1章 ゲノムから私たちの何が分かるのか?—遺伝子検査ビジネスの現状と課題(遺伝子で結婚相手を選ぶ時代;DTCの始まり ほか)
  • 第2章 ゲノム編集とは何か?—生物の遺伝情報を自在に書き換える技術の登場(ゲノム編集でハゲが治る?;偶然に頼った初期の遺伝子操作技術 ほか)
  • 第3章 見えないゲノム編集食品(知らぬ間に食卓に上るゲノム編集食品;米国人はすでにゲノム編集食品を口に入れている ほか)
  • 第4章 科学捜査と遺伝子ドライブ、そして不老長寿—ゲノム技術は私たちの社会と生態系をどう変えるか(未解決事件にも寄与するDNAデータベース;DNA家系図サイトとは ほか)
  • おわりに—ゲノム編集は二一世紀の優生思想につながるのか

「BOOKデータベース」 より

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