「尊厳ある社会」に向けた法の貢献 : 社会法とジェンダー法の協働 : 浅倉むつ子先生古稀記念論集

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「尊厳ある社会」に向けた法の貢献 : 社会法とジェンダー法の協働 : 浅倉むつ子先生古稀記念論集

島田陽一 [ほか] 編

旬報社, 2019.10

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尊厳ある社会に向けた法の貢献 : 社会法とジェンダー法の協働 : 浅倉むつ子先生古稀記念論集

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ソンゲン アル シャカイ ニ ムケタ ホウ ノ コウケン : シャカイホウ ト ジェンダーホウ ノ キョウドウ : アサクラ ムツコ センセイ コキ キネン ロンシュウ

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Note

その他の編者: 三成美保, 米津孝司, 菅野淑子

浅倉むつ子先生略歴・主要業績目録: p645-668

Contents of Works

  • 憲法14条と間接差別禁止法理 : アメリカにおける差別的効果法理をめぐる議論を参照して / 植木淳著
  • 女性差別撤廃条約成立40周年 / 林陽子著
  • イギリス障害者福祉政策に関する平等法に基づく司法審査 / 杉山有沙著
  • パートタイム労働者・有期雇用労働者の均等・均衡待遇原則の理論的基礎 / 長谷川聡著
  • 雇用形態に基づく不利益待遇の是正と差別禁止 : 是正の規範理論およびアプローチ方法を再考する / 黒岩容子著
  • 労働者派遣制度におけるジェンダー : 人権論からの再構成 / 中野麻美著
  • 韓国の雇用における性差別禁止法の実効性を目指して / 盧尚憲著
  • 「女性のエンパワーメント」と「女性活躍推進」 : ジェンダー平等をめぐる違いから / 三成美保著
  • 「同一労働同一賃金原則」と「生活賃金原則」に関する覚書 / 島田陽一著
  • 能力主義管理と雇用上の平等 / 藤本茂著
  • 労働条件の不利益変更における信頼関係的合意 : Chubb損害保険(退職清算合意)事件・東京地裁判決を素材として / 米津孝司著
  • 労働時間短縮請求権と復帰権の検討 : 労働者の時間主権の確立を目指して / 川田知子著
  • ILO「労働は商品ではない」原則の意義 : 『資本論』に即した考察 / 相澤美智子著
  • フランスにおける違法な労働者供給事業に対する刑事制裁 / 大山盛義著
  • 定年後再雇用をめぐる判例動向と課題 / 新谷眞人著
  • 業務上の自殺、あるいは精神病者の自己決定について : 業務上の自殺を考察する / 笹沼朋子著
  • イギリス全国最低賃金法における新たな賃金区分設定の検討 : 「全国生活賃金」導入の背景と意義 / 藤井直子著
  • 家族的責任から両立支援へ : 裁判例で見る家族的責任とワークライフバランス / 菅野淑子著
  • ワーク・ライフ・バランスとジェンダー / 水野圭子著
  • EUワーク・ライフ・バランス法制の課題と展望 / 鈴木隆著
  • カナダにおける妊娠・出産・育児に関する休暇・休業法制 : オンタリオ州・ケベック州・連邦の法制度比較 / 所浩代著
  • 欧州評議会における女性に対する暴力への取組み : イスタンブール条約 / 今井雅子著
  • 性暴力被害と民事消滅時効 : 改正民法後の課題 / 松本克美著
  • 「女性の権利」と女性差別撤廃条約 : 平等の保障と女性に対する暴力 / 近江美保著
  • 少女・若年女性の性的尊厳 : 被害と加害(犯罪)のはざま/法適用の現場から / 大谷恭子著
  • 利他的行為としての生殖補助医療 : 提供者・代理懐胎者の尊厳の確保 / 二宮周平著
  • Roe判決の意義と課題 / 小竹聡著
  • 離婚時年金分割における事実婚当事者の法的地位 / 小島妙子著
  • 家族法とジェンダー : 現代家族法の課題 / 棚村政行著
  • 顧客・利用者等によるハラスメントと使用者の防止対策義務 / 川口美貴著
  • イギリスにおけるハラスメントの法的規制 / 浅野毅彦著
  • セクシュアル・ハラスメントと刑事規制・差別法理形成 / 山﨑文夫著
  • 弁護士の行為規範としての性差別の禁止 : ABA弁護士職務模範規則におけるハラスメント等禁止規定の導入に関する覚書 / 石田京子著
  • 労働法の「女性中心アプローチ」 : ジェンダー法との架橋を求めて / 浅倉むつ子著

Description and Table of Contents

Description

本論文集は、四部をもって構成されている。第1部では、憲法と条約、雇用形態と均等待遇、性差別禁止などのテーマが、第2部では、雇用社会の基本原則・展望あるいはワーク・ライフ・バランス、第3部では、性暴力と人権、性の自己決定と尊厳、家族と婚姻、そして第4部では「ハラスメントと法」が論じられている。各テーマの第一人者、気鋭の論者による力作揃いの本論文集が、社会法とジェンダー法の協働を体現する学術書として、尊厳ある社会の実現に少しでも寄与できることを編者一同願ってやまない。(「刊行にあたって」より)。

Table of Contents

  • 第1部 差別・平等と法(憲法と条約;雇用形態と均等待遇 ほか)
  • 第2部 雇用社会と法(雇用社会の基本原則;雇用社会の展望 ほか)
  • 第3部 ジェンダーと法(性暴力と人権;性の自己決定と尊厳 ほか)
  • 第4部 ハラスメントと法(顧客・利用者等によるハラスメントと使用者の防止対策義務;イギリスにおけるハラスメントの法的規制 ほか)
  • 第5部 早稲田大学における最終講義(労働法の「女性中心アプローチ」—ジェンダー法との架橋を求めて)

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