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クラシック名曲の条件

諸井誠 [著]

(講談社学術文庫, [2587])

講談社, 2019.11

タイトル別名

名曲の条件

タイトル読み

クラシック メイキョク ノ ジョウケン

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注記

「名曲の条件」(中公新書 1982年刊)の改題

シリーズ番号はジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

古今の傑作の中でも、真に「名曲」と称揚されるべき作品は何か?ベートーヴェンの引用テクニック、チャイコフスキーの感情表現、ショパンの驚異的構築力、ラヴェルの計算の妙—。文豪ロマン・ロラン(一八六六〜一九四四)ら随一の批評家の考察を交えて、十二人の作曲家と代表作を多角的に検証。名曲を「再発見」する旅へと誘う。

目次

  • プロローグ モーツァルトに「名曲」を求めて
  • 英雄の条件—“英雄交響曲”と“英雄の生涯”
  • 名曲が認められるまで—チャイコフスキーの二大協奏曲
  • 編曲の魅力を捉える—ドビュッシーとラヴェル
  • “雨だれ”の構造—ショパンの省略法について
  • “指環”の構図—ヴァーグナーのライトモチーフとは
  • “トロイメライ”をめぐって—情緒か、構造か
  • 改作の意味を探る—ブルックナーの交響曲をめぐって
  • 三つの未完成交響曲—シューベルト ブルックナー マーラー
  • 形式のコンプレックス—“第九交響曲”を解剖する
  • エピローグ マーラー「復活の歌」

「BOOKデータベース」 より

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