世紀末ウィーン文化評論集
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書誌事項
世紀末ウィーン文化評論集
(岩波文庫, 青(33)-583-1)
岩波書店, 2019.11
- タイトル読み
-
セイキマツ ウィーン ブンカ ヒョウロンシュウ
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内容説明・目次
内容説明
「彼は実は絵を描いたのではなかった。見ることそのものを描いたのだ」。批判の渦中にあった画家クリムトを擁護し続けた評論家ヘルマン・バール(一八六三‐一九三四)。世紀末ウィーンの文化・芸術の優れた案内人となった彼の代表的な文章を精選する。
目次
- 1 「若きウィーン派」へ—一八八〇年代末〜一八九〇年代(批評を批評して;現代性(モデルネ) ほか)
- 2 「分離派」—一九〇〇年前後(名匠オルブリヒ;ヴェル・サクルム(聖なる春) ほか)
- 3 音楽と建築—一九一〇年前後(オットー・ヴァーグナー;フーゴー・ヴォルフの思い出 ほか)
- 4 総点検—一九一〇年代前半(救いようのない自我;宗教 ほか)
- 5 ウィーンを離れて—一九一〇年代後半〜一九二〇年代(クリムト;フリッツ・マウトナーの新刊書刊行を機に ほか)
「BOOKデータベース」 より