平和の世は来るか : 太平記
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平和の世は来るか : 太平記
(軍記物語講座 / 松尾葦江編, 第3巻)
花鳥社, 2019.10
- タイトル読み
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ヘイワ ノ ヨ ワ クルカ : タイヘイキ
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注記
付: しおり (9p ; 19cm)
文献: 論末
内容説明・目次
内容説明
文学のみならず、歴史・芸術・言語等の周辺分野からのアプローチも交じえた、最新の研究成果を提示。この20年のうちに大きく変化してきた軍記物語研究の現在と、今後を見据えた文学本来の課題を照らしだす。
目次
- 忠義の行方—楠木の「刀」
- 『太平記』諸本研究の軌跡と課題—一九九〇年代以降を中心に
- 『太平記』と武家—天正本と佐々木京極氏の関係を中心に
- 『太平記』における禅的要素、序説
- 『太平記』の禅学、宋学—遺偈と『孟子』と殷周説話と
- 『太平記』の表現—方法としての和漢混淆文
- 南朝歌壇と『太平記』—『新葉和歌集』を中心に
- 『太平記』の周辺—連歌表現の広がりと『太平記』
- 言語資料としての『太平記』—神田本の語法
- 類書・注釈書と『太平記』の関係—『〓(あい)嚢鈔』の『太平記』利用
- 『太平記』と兵法書—「七書」の受容をめぐって
- 『理尽鈔』『難太平記』から見た「青野原合戦」—『太平記』注釈書としての『理尽鈔』の可能性
- 近世演劇と『太平記』—『仮名手本忠臣蔵』成立まで
- 南北朝内乱と『太平記』史観—王権論の視点から
- 『太平記』西源院本・天正本・流布本記事対照表
「BOOKデータベース」 より